DIR EN GREY “The Insulated World -The Screams of Alienation- After-show Talk Event 7/23 レポ
2020/7/23(木・祝)、24(金・祝)に開催を予定していた
DIR EN GREY “The Insulated World -The Screams of Alienation-が残念ながら開催中止となってしまいました。
しかしVip限定で開催予定であったAfter-show Talk Eventは開催してくれるとのことだったので初日の7/23公演に参加してきました。
DIR EN GREY “The Insulated World -The Screams of Alienation-” ぴあアリーナMM公演開催中止のお知らせhttps://t.co/gYrAGZTOmi
— DIR EN GREY (@DIRENGREY_JP) June 24, 2020
今回はこのトークイベントについて、SNS投稿禁止との注意書きがなかったためアップしていますが
もし私の勘違いで運営の方からご指摘があった場合には削除いたします。
Contents
入場まで
今回は、ライブは中止になったけど、『払い戻しをするか払い戻しをせずグッズ引き換えるか』の選択をできることになりました。
私は7/23公演のみグッズ(+トークイベント)に引き換える手続きをしました。
手続きをするとトークイベント会場に関するメールが届くのでそこに向かいます。
会場ではコロナウイルス感染拡大防止策の一環として、下記のような手順を踏んで会場入りしました。
・個人情報の入力(住所の入力や身分証の画像をアップロードします)
・メールとa knot会員証の確認
・会場入り
これらの工程すべてにおいて手のアルコール消毒が求められます。
手荒れ気になる方はハンドクリームを持ち歩いたり対策が必要なのと
入場までに時間もかかるし係員さんたちも大変だし…、やはりこの時期にイベントを開催することは大変なんだなと実感しました。
無事に入場します。
DIR EN GREY AUDIO LIVESTREAM “The Insulated World -The Screams of Alienation-” について
縦11×横17列、おそらく当選者は200人弱といったところでしょうか。
今回トークイベントに参加される方は特別に、トークイベント会場でAUDIO LIVESTREAM(YouTubeで配信)を観ることができます。
大画面大音量で聴くことができ、周りにはコアなファンの方々がいるという状況でとても楽しめました。
2020年7月23日・24日にぴあアリーナMMにて開催を予定していた“The Insulated World -The Screams of Alienation-”が開催中止となりましたが、同日程にて各公演のセットリストの楽曲プレイリストをYouTubeにてプレミア公開することが決定致しました!
▼詳しくはコチラhttps://t.co/q3V8CvDRRW pic.twitter.com/hZuwGi02po
— DIR EN GREY (@DIRENGREY_JP) June 24, 2020
初日はマーシー始まり、蝕紅という珍しい楽曲も含まれており、まさかの2日間ともにダブルアンコール。
2日目はCONCEIVED SORROWのUnpluggedバージョンが披露されたりと、非常に盛りだくさんでした。
より一層ライブに行きたい気持ちが強まり苦しくもなりましたが
ここまで濃密なセトリにしてくれたのはきっとコロナで大変な時期に直面しているからだと信じて
次ライブ会場で会える時を楽しみにしようと思います。
YouTube配信終了後、20~30分ほどしてトークイベントが始まります。
After-show Talk Event について
司会進行は音楽雑誌『音楽と人』の編集部の樋口さん。
最初樋口さんが登場し、メンバーを呼びましたがなかなか出てきません。。笑
樋:「あれ?出てこない…。誰が一番に登場するか揉めてますねww」
しばらくしてDie、Shinya、Toshiya、薫、京の順で登場。
入った順で右から着席します。
全員黒い衣装。ジャケットなどを着るメンバーもおり、非常にスマートな格好をしておりました。
みんなのスタイルの良さがさらに際立つ…。
Die、Shinya、京はサングラス、薫はメガネを着用。
緊張しているのか、全員無表情です。w
樋:「みなさん不愛想に見えますが、優しくしてくださいねw
質問に答えていただけますか?Shinyaさん。」
S:(突然話を振られて顔を赤めるShinya)
「あ、はい。」
樋:「先ほどセトリ流しましたが、どうでしたか?Dieさん。」
D:「…。よかったっすね、w」
樋:「そうですか…、ではShinyaさんを飛ばして…、Toshiyaさんは?」
S:(なぜか飛ばされてさらに顔を赤めるShinya)
T:「…、覚えてない…w」
樋:「じゃあ、薫さんは?」
薫:「アルバムのファイナルの予定だったので、そこメインで入れましたね。」
樋:「今回のアルバムの演奏難易度はどうですか?」
S:「数年前よりは…(難しくなくなった)。
(ただ今回のセトリは)曲数が多いのが大変。」
T:(笑ってる?w)
樋:「今回のセトリは全部で22曲ありますが、Dieさんはどうですか?」
D:「やりたかったっすね~」
樋:「Toshiyaさんは?」
T:「…、普通に、やりますよw
…緊張しますね?w」
樋:「京さんは?」
京:「負担は大きいんじゃないんですかね?
喉にいいことやってないんで。」
樋:「最近は喉の調子はどうですか?」
京:「歌ってみないと分からないですね。」
樋:「薫さんは最近はギターに触れる機会はどうですか?」
薫:「ライブとかレコーディングしてる時よりは減ってますね。
曲つくってるからやってないことはないんですけど。
練習はライブ決まってないとやらないですね。」
樋:「Toshiyaさんはどうですか?」
T:「練習はしますよ。
人のコピーとかはしてないですけど。」
樋:「Shinyaさんは家でドラムとか叩けるんですか?」
S:「少しなら。MV撮影があったんで、当て振りとかしてました。」
樋:「久しぶりな感じはしましたか?」
S:「んー、特には。」
樋:「Dieさんは?」
D:「湿気でギターが悪くなっちゃうんで、ちゃんと弾かないとで。」
樋:「京さんはどうですか?」
京:「音楽に触れあう時間はない。何もしてない。
気持ちは自粛じゃなくてもしんどいから。」
樋:「ライブはあった方がいいですか?」
京:「ライブはあった方がいいっすね。
どこに気持ちをぶつけていいのかわかんない。」
樋:「新曲の方向性はどうやって決めましたか?薫さん」
薫:「考えず探り探りでしたね。
前回は長尺にしようっていうテーマがあったけど今回はなかったので
新しいこと、違うこととか考えてたけど、考えずやってみたら?みたいな意見もあって。」
樋:「(DIR)らしいけど、らしくないみたいな。」
薫:「(お客さんは)全編聴いてないからわかんないんじゃない?
あとはこんなご時世なので、曲作りもレコーディングもデータのやりとりだけでやったんですけど、よくできるなーって。」
樋:「じゃあ、まだメンバー全員で(新曲を)合わせてないとのことですが、
みなさん、合わせたいですか?じゃあDieさん」
D:「合わせたいですね。」
樋:「Toshiyaさん」
T:「合わせたいですよw(笑顔)」
樋:「笑顔が素敵ですね。」
T:「…、あざっすww」
樋:「Shinyaさんは…、今回のドラムは難しいですか?」
S:「難しいです」
樋:「合わせたいですか?」
S:「まぁ合わせたい」
私:(どんな質問?ww)
樋:「AUDIO LIVESTREAMで新曲が流れた時チャット見てましたが、もう歌詩が流れてて。
すごいですよね、みなさん聴き取ってて。」
京:「でもそれ、1秒くらいですよね。あの日付の。
基本滑舌悪いんで、聴こえるように歌ってないんで。」
樋:「でも、聴き取ってます。」
京:(やたら小声で)「き、聴き取らないでほしい。。」
私:(京さんかわいいかよ)
樋:「では次にDIR EN GREYの今後についてお伺いしたいのですが、Dieさんから。」
D:「こんなに長い期間ライブがないの初めてなんでね。
常に次のライブが決まってたり、目標があったんでね…、曲つくったりはできるけど…。」
樋:「続いて、Shinyaさんは」
S:「やれることを、やっとこうと思います。」
樋:「続いてToshiyaさん」
T:「(ライブが)なくてもいい気が…w」(顔赤い)
樋:「そんなw」
T:「早くやれたらいいなと思います。w」
樋:「薫さんは」
薫:「この状況だからやれることを考えていきたいけど…、
やっぱりライブがないと息してないみたいなもんなんで。
今日も来れてない人もいるので…。」
樋:「先日RanunculusのAmbientバージョンが公開されたり
あれは30秒ごとに区切られてましたけど、あれも新たな試みですよね。」
薫:「あれは知り合いがやってて、新しいことやってみてもいいかもーと思って。」
樋:「では、京さんはどうですか?」
京:「いつできるかわかんないと思うけど想像で…、
けど何もわかんない。体なまってきてるな、くらい。」
樋:「期間が空くほど特別?」
京:「そう思ってたけど、ライブは感情を爆発させてやってたので
(ライブがないと)怒らなくていいから楽。精神が安定する。」
樋:「けど見れない人がつらい感じがありますが。」
京:「バントは腐るほどあるから、僕らいなくても変わんないんじゃないかなー。」
樋:「ここにいらっしゃるみなさんはそんなことないんじゃないんですか?」
会場:(みんな一生懸命首を横に振る)
京:「人によって感じ方考え方が違うから
割合(DIRに対する優先度的な割合)も違うからね。」
樋:「ではそろそろお時間が迫ってきましたので
最後にひとりずつ、今日きてくれたみなさんに向けてメッセージをお願いします。」
D:「こうやってファンのみんなに会うとライブがしたくなる。
さっきも言ったように、バンドはバンドで次に向かって進んでいこうと思うので
次ライブができるときがあったら、みんなでぐちゃぐちゃになれるように準備しておいてください。
僕らもいつでもできるように準備しておきます。」
S:「今日は横浜まで来てくれて、ありがとうございます。
帰り道、コロナに気をつけて、
明日くる人は、明日も気をつけてください。」
T:「ありがとうございます。」
薫:「ぴあアリーナ終わったら元々アルバムつくる予定だったので
これがやるべきことだったので、やるべきことをやります。
あとは明日もあるので。ありがとうございます。」
京:(少し考えて)
「言うことないんですけど、
コロナでライブなくなって、急じゃないですか。
けど絶対はなくて。
コロナじゃなくても、人生的にそういうもので。
これからもっと酷くなるかもわからないし
1日1日、その日しかないってことを噛み締めながら
次また会えたらいいなって思います。」
樋:「本日はありがとうございました。」
会場:(拍手)
(メンバー退場)
樋:「黒ずくめの5人組で、あ、怖いなって思っても、優しい人たちなので。
その優しさに触れ合えたらなと思います。
本日はありがとうございました。」
会場:(拍手)
(樋口さん退場)
最後に
トークイベントは20:30~21:00の30分でした。
トークイベントの最初は特にメンバー全員緊張している様子で不愛想でしたが、笑
後半になるにつれて、全員、自分が今思っていることを伝えてくれようとしている気持ちが伝わってきました。
(2日目はもう少し緊張が解けていたようなので2日目も参加すればよかった…、などと思ったり)
やはりこうしてメンバーと直接会うとエネルギーをもらえるし、やっぱりライブに行きたくなりますね…。
今の新規感染確認数を見ると、次のライブやイベントはいつになるのかさっぱり見当もつかない状態ですが
それでも直接会える日がくることを信じて待ってます。